着床不全検査(IFCE)

「着床不全」とは、妊娠が期待できる胚(受精卵)を移植したにも関わらず、不成功に終わる場合を指します。着床不全に関わる子宮因子の診断と治療を目的とし、子宮内膜ポリープ・粘膜下子宮筋腫・子宮内腔癒着などの有無を調べます。

検査内容

ヒステロファイバースコープ

子宮入り口より子宮鏡という細いカメラを入れ、カメラの先から液体(輸液)を注入しながら子宮腔内を拡大し、ポリープや筋腫等の有無を調べます。子宮腔内を直接観察するので超音波で診断が難しい小さな病変を診断するのに適しています。 (下図参照)

子宮鏡で子宮腔内を診察

内膜生検

キュレットゾンデという細い器具を用いて子宮内膜を少量採取します。IFCEには、デバイスへのこだわりが欠かせません。
キュレットの匙が鋭利すぎると子宮内膜の深い部分を傷つけてしまい、鈍すぎると掻くことができません。
オーク会ではメーカーと内膜生検のためのキュレットを共同開発し、使用しています。

検査は月経開始日から10日以内に行います。月経開始から医師の許可があるまでは、必ず性交渉を避けておいてください。事前の予約が必要な検査です。
検査後、腹痛や少量の出血がある場合があります。症状が軽微であれば経過観察してください。症状がひどい場合はご連絡ください。検査当日は、入浴は控えシャワーのみとしてください。

反復着床不全と子宮内膜再生技術・IFCE

キュレットという専用の器具を用いて、ごく一部の子宮内膜を傷つけ、採取(内膜生検)し、その同じ部分に受精卵を移植する技術です。

IFCE(Intrauterine Fiberscope & Curettage of the Endometrium)の次の周期に胚移植した場合、何もせずに胚移植に進んだ周期に比べて、臨床妊娠率、継続妊娠率ともに約3倍高いという結果が得られています。

IFCEによる妊娠成績(生児出産率)の向上

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着床補助技術のIFCE(子宮内膜再生技術)についての特集ページです。