この日から、私自身の不妊治療がはじまりました。自分の職場での治療ですが、外来や手術など、毎日スケジュールが詰まっています。もちろん、主人も仕事が忙しい。なんとかスケジュールを調整しながら、顕微授精をしました。
しかし、1回目、2回目、3回目と妊娠せず。「一度で妊娠するとは限らない」とは頭でわかっていても、その度ごとに、焦りが募ります。3回目で妊娠反応が出なかった時には、本当にイライラしましが、この時、いつも自分が患者さんに言っていることを思い出したのでした。「体外受精は確率論、一喜一憂せずに、淡々と回数を重ねていこう。」自分自身が本当にそう思えるようになって、憂鬱だった毎日が、楽になりました。そして、ついに6回目で妊娠に成功しました。
自分への言い訳にしていませんか。例えば、夜の診察のある医療機関なら受診できませんか。 また、入院の必要ない医療機関なら、仕事を続けながらIVFを受けられませんか。
田口早桐ドクターの不妊治療体験記を綴った書籍「やっぱり子供がほしい!」が集英社より発売されています。>>詳しくはこちら