
PDE-5阻害剤(バイアグラやシアリス)を処方します。心臓に異常のある方は使えません。問診票に記載していただき、血圧測定後処方します。
精液検査では問題がなく、性交後検査で異常がある場合、AIH(人工授精)の適応になります。AIHを3~6回行い、妊娠されない場合は、ステップアップを勧めます。
原因不明でART(高度生殖医療)を行った際にわかる異常として、受精障害があります。通常の体外受精(適度な濃度に調整した精子を卵子にふりかけて受精するのを待つIVF)で受精が思わしくない場合は、顕微授精(ICSI)による体外受精を行います。
イミプラミン50~70mgを連日内服します。緑内障や心臓に異常のある場合は使えません。体外受精を行っている場合は、採卵にあわせて直接膀胱から精子を回収しています。