男性不妊の原因:精子の異常

男性不妊の原因の中で圧倒的に多いのが、精子を作る機能に障害がある「造精機能障害」です。

乏精子症

精子の数が少ない状態です。程度により、人工授精、体外受精を行い、極端に少ない場合などは顕微授精の対象となります。

乏精子症

精子無力症

精子の運動率が悪い状態です。経過や状態によって、人工授精、体外受精、顕微授精を行います。

精子奇形症

奇形の精子が多い状態です。正常な精子を選んで体外受精、顕微授精を行います。

精子奇形症

無精子症

精液中に精子が一匹もいない状態ですが、患者様の半数近くはTESE(精巣内精子採取術)によって精巣や精巣上体から精子を回収することができます。精子が一匹でも見つかれば、卵子に精子を直接注入するICSI(顕微授精)によって妊娠が可能となります。

その他の精子の異常

  • 精液量が少ない
  • 白血球が基準値以上(炎症を表すため多いとよくない)

精液基準値(WHO 2010年)

WHOからの精子基準値を元に治療を行っています。

精液量 1.5ml以上
精子濃度 1ml中に1,500万以上 
運動率 40%以上
高速直進精子 32%以上
正常形態率 4%以上
奇形数 96%未満
白血球数 1ml中に100万個未満

 

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