男性不妊について

不妊治療はパートナーとともに行う必要があります。不妊の原因で男性側が占める割合は3分の1程度あります。そのため、男性も診察、検査を受け治療を行うことが大切です。 また、不妊治療は長く続く場合もあり、2人で理解し、協力していくことが必要です。

妊娠が成立するためには、精子と卵子が出会い、受精が成立し、子宮内に着床することが必要です。男性側に必要とされることは、精子が受精の場である卵管までたどりつくことです。一般的に精子は2億匹ぐらいいます(1mlあたり5000万~1億)。これらが自動運動をして、受精の場である、卵管膨大部に着く頃には100匹ぐらいになり、最終的には、1匹の精子が1匹の卵子と受精することになります。男性側の主な役割はまず、受精までということになりますが、その過程のどれかひとつにでも異常があると、受精卵の成立ができなくなります。

診察をご希望の場合は、お問い合わせの上、男性不妊外来の時間帯にお越しください。
男性不妊外来の診療時間は、こちらでご確認ください。