ESHRE(ヨーロッパ生殖医学会)で発表しました

ESHRE(ヨーロッパ生殖医学会)で発表しました

医師の田口早桐です。

7月3日から7日まで、ヘルシンキで開催されたヨーロッパ生殖医学会で発表してきました。
演題はA randomized comparison of live birth rates following hormone replacement regimens for thawed blastocyst transfer でした。ホルモン補充周期での融解胚移植について、ジュリナとエストラーナテープを比較検討したものです。

今、受精卵の質(染色体)に関してはPGS preimplantation genetic screeningで調べることができます。
では、その胚が着床する内膜の状態はどうなのか、というのが次の課題になります。当院では着床ウインドウの検査(ERA)を
行っていて、その有効性を確認するために世界規模で行われているRCT(randomized control study)に日本で唯一参加していますが、それ以外にもいろいろ内膜に関する研究をしています。

この、異なるエストロゲン製剤での比較もそのひとつで、毎年ヨーロッパ生殖医学会とアメリカ生殖医学会という、生殖医学の2大学会で発表を重ねています。
少しで着床の確率を上げるにはどうすればいいのか、常に検討を重ねています。