出産・復帰報告

出産・復帰報告

こんにちは。培養士の市下です。

昨年の8月から産休に入っていましたが、5月16日から復帰させていただきました。
外来で患者様に「戻って来たんですね」と声をかけていただいてうれしく思っています。

昨年の9月のブログで報告させていただきましたが、私は2回の採卵、4回の融解胚移植を行って妊娠することができました。

妊娠中はかなり大きなお腹になってとてもしんどく大変でしたが、入院したりとかもなく、予定通り帝王切開の日を迎えることができ、10月13日に元気な双子の女の子を出産しました。

日本生殖医学会等のガイドラインにもありますが、多胎妊娠は,単胎妊娠と比較してリスクが高いとされ、本来、子宮に戻す胚は、一個とされています。

リスクについては夫婦で何度も話合い、培養士として、これまでの治療の結果や、年齢などを考えた上で、少しでも妊娠の確率をあげたいと思い、今回の形をとりました。

出産時に少し出血は多かったものの、幸い他には特に問題もなく、赤ちゃんと私で、一緒に退院することができました。

不妊治療、妊娠出産とこの2年間いろいろな経験をしました。
復帰させていただいた今、この経験をいかしてほんの少しでも皆様の力になれればと思っています。