縄張り

縄張り

理事長の中村嘉孝です。

尖閣諸島の領有をめぐって、事態がヒートアップしています。
「そもそも、歴史的に…」とかネットにもたくさんの書き込みがあります。
しかし、右翼の方はともかく、皆さん、それほど前から尖閣諸島のことをご存知だったのかとも疑問に思うのですが、オリンピック前には名前も知らなかった選手を、熱くなって応援するのと同じことでしょうか。

とはいえ、尖閣諸島には莫大な地下資源が眠っているようですので、大事な国益であることは間違いありません。国家間の激しい攻防になるのは仕方ありません。

さて、動物の世界でも、食料など資源の確保のために縄張り行動があることはよく知られていますが、縄張り行動は生殖活動の一環でもあります。つまり、縄張りにやってくるオスは追い出し、メスを招き入れます。
そして、できた子どもを縄張りの中で守り育てます。

ちなみに、精子が卵子と結合すると、透明帯や細胞膜が変化して他の精子が受精できないようになります。
多精子受精の防御機構とよばれるものですが、これは精子の「縄張り行動」といえるでしょうか。

以前、弁護士さんに聞いた話では、日本で一番多い訴訟は境界確定だとか。
境界といっても数センチの争いのことも多いらしいのですが、人間の本能にも、縄張り行動が組み込まれているのでしょうね。でも、本能のままに生きないところが、人間の人間たる由縁。領土問題も、もっと平和的に解決できたらいいですね。

ところで、当院の敷地内の駐車スペースですが、これは患者様のためのものです。
道路に広く接していますが、あくまで当院の敷地です。
時折、全く関係ない車が止まっていることがありますが、絶対にやめてほしいです。突撃しますよ。