日本生殖医学会で発表しました

日本生殖医学会で発表しました

医局カンファレンスです。

横浜のみなとみらいで、日本生殖医学会がありました。

全国から生殖医療に携わる先生方、基礎研究をされている先生方、検査機関、培養師の方々など、たくさんの方が集まり、活発な意見交換がなされました。

今回は、ポスターで“子宮内膜着床検査(ERA)に関する後方視的検討” のテーマで発表しました。

移植日の子宮内膜が着床可能な状態にあるかどうかを調べる検査です。反復不着床の症例に対しERA検査を行い、着床可能となる日を特定しました。移植日を調節する必要がわかった症例では、調節によりその後2周期以内の移植で33.3%が妊娠成立しました。

この結果について、多くの施設の先生方からご質問を受けました。
移植の時期については、再現性や確認の方法など、検査法について興味を持っておられる施設が多いことが改めてわかりました。

現在、当院ではERAについて国際多施設共同ランダム化比較研究を行っており、さらにデーターがまとまり、臨床に反映されることを期待しています。

港を背景に 観覧車のライトがとってもきれいでした。