妊娠前カウンセリング

妊娠前カウンセリング

医師の船曳美也子です。

Realizing a desired family size: when should couples start?
J.Dik F. Habbema. The Netherlands H&R Vol.30, No.9 pp.2215-2221, 2015

ここ数年特に欧米で、preconception care 妊娠前カウンセリングが行われるようになっています。

目的の一つは、若年出産者の増加や肥満や飲酒での妊娠に対する注意喚起。もう一つは、妊娠可能年齢に関する啓蒙です。
いまは避妊したいが、将来こどもがほしいカップルや女性・男性に対するカウンセリングに使用するために、今までの統計からデータをだしています。

それによると、何人こどもをつくれるか、は、次の二つの要素で決まるようです。

一つは、実現したい程度。非常に強く希望するのか、なるべくほしいのか、いたらいたでよいがいなくてもよい程度なのか。また、もう一つは、IVF治療をうけるかどうか。この場合、自然妊娠を1年トライしてだめならIVFをするという設定でモデルを作っています。

結果は、どうしてもこどもをほしい場合、2人ほしくて、かつ、自然妊娠だけでほしいのなら、27歳から妊活開始すべき。必要ならIVFもするのなら31歳から。こども1人なら自然32歳、IVFも可35歳、となっています。