ショートプロトコールよりもロングプロトコールのほうが成績がよい?…その1

ショートプロトコールよりもロングプロトコールのほうが成績がよい?…その1

医師の田口早桐です。

刺激周期の中で、代表的な、GnRHアゴニストという、点鼻薬を用いる方法には、上の二つがあります。(厳密には他にウルトラロングやウルトラショートなどもあるのですが、省略します。)

ショート法、ロング法、と呼ぶことも多く、月経3日目からFSHやHMGなどの排卵誘発剤を連日注射する刺激法において、採卵前に排卵してしまうのを防ぐため、GnRHアゴニストの点鼻薬を使います。

この点鼻薬は、下垂体から出る卵胞の発育、排卵に関わるホルモンをブロックしてしまうので、勝手に排卵が起こらないようになります。

ロング法とショート法は、点鼻薬開始の時期が異なります。
ロング法は前周期の高温相中期から、ショート法は採卵周期の月経1日目から。つまり、ロング法のほうが少し前から、点鼻薬を使います。

このうちどちらがいいのかという議論は、大昔からされています。

続く