上田と女がDEEPに吠える夜に出演しました

上田と女がDEEPに吠える夜に出演しました

2025/09/02 火曜日深夜 上田と女がDEEPに吠える夜
卵子凍結のリアルに出演しました。みていただけましたでしょうか?

卵子凍結、東京都では助成金が出るようになった頃から、かなり広まっているように思います。が、一緒に出演されたバービーさんが以前卵子凍結をされたころは、お笑い芸人だからといって、冷やかしにくるな、と最初の診察で言われたとおっしゃっていましたね。(でも、最後は真剣な気持ちをわかってもらって、スクラム組んで妊娠にとりくんだといわれていました。)バービーさんが、卵子凍結をしたといったら、吉本の同業者の女性の方たちも興味津々でいろいろ聞いてきたといわれていました。日々、目の前に取り組むことで精いっぱいだけど、いつかはこどももほしい、と思う気持ちは、仕事や学業、研究の内容と関係なく、同じですね。

また、こども店長をされていた加藤清史郎さんの、女性の生殖のこともしっかり男性が知らないとというコメントも拍手でしたし、バービーさんが自分の凍結卵子の写真を見せてかわいいなあといってくれたのが今のご主人というエピソードも感動しました。今は無料視聴期間が終わってしまったのですが、Huluなどでは見られるようです。

当院が2007年から卵子凍結をしていたことを、テレビで初めて知って驚いたといわれましたが、私も2008年頃アメリカの学会で卵子凍結安全派と慎重派がディベートしていたのを懐かしく思い出しました。この20年の間に、凍結された方も、その後、融解使用された方、自然妊娠された方など皆様様々ですが、数多くの凍結卵子を使って妊娠された方がおられることも知っていただけてよかったと思っています。ちなみに、卵子凍結された様々な方のことを、当院で取材されて、2025年1月に松岡かすみさんが、『-196度の願い』という書籍を朝日新聞出版から出されています。

当日、時間がなくて、カットされていたものに、どういった通院先を選ぶかというものがありました。採卵周期は、採卵をふくめて3~5回の通院が必要になるので、通いやすいところ、がいいかもしれないというところが1点。(ただ、遠隔採卵も当院では可能ですが・・)。また、採卵だけでなくて、実際融解胚移植するときに、大事なのは、凍結融解の技術です。受精卵にくらべて、卵子は1個の細胞なので、反対に細胞の大きさがおおきいため、凍結融解に技術が必要で、また、技術のあるクリニックは、凍結卵子と受精卵子で妊娠率が同じだったという海外の論文もあります。そういう意味で、実績のあるところを選ぶというのも一つの視点かと思います。私共オーク会は女性の生殖に役立つために、今後も、さらに技術を高めていく所存です。


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