
低刺激もやり玉に上がっていました。
これも日本のお家芸で、専門の学会までできて一時期は世界に拡がるかと思われましたが、事実上の立ち消えです。
かつては、60%とか常識で考えてありえない成績が、低刺激を推奨するクリニックのHPに載っていました。
で、セミナーで批判されていたのは、日本の本当の成績です。
保険より前に補助金が導入されましたが、患者が補助金の申請をする。だから、クリニックが嘘をつけなくなった。
その結果出てきた統計で、日本の妊娠率は8%でした。
「それはひどい施設が成績を下げているから」というのは、大手クリニックのシェアを考えると、たとえ他の施設の妊娠率が0%であっても説明がつかない。
学会が胚移植の数を制限していることも一つの理由ですが、いずれにせよ、甚だしい誇大広告であることは間違いない。
確かに私もプロフィール写真を少し加工したり、年齢はわからなくするけれど、そういうレベルではない。もう詐欺レベルの話が横行していたわけです。
一方で、低刺激が正しい場合もある。低刺激を批判している、このセミナー主催者の施設では、実は低刺激がメインになっている。
なぜ、このようなパラドックスが起きるのか、後ほど改めて説明します。