The 5th 
 Biannual Meeting of PACIFIC RIM SOCIETY 
 FOR FERTILITY AND STERITY 
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私、市下と村井は先月6/9〜6/11 韓国ソウルで開かれた The 5th Biannual Meeting of PACIFIC RIM SOCIETY FOR FERTILITY AND STERITY に出席してきました。田口Drも一緒でした。

 

 

6/9と6/10の2日間は連日の講演。議論が飛び交います。私たちは英語についていくだけで必死でしたが、特に胚盤胞の凍結法についての議論は絶対聞き逃すまいと頑張りました。

 

 

初日の夕方CHA Hospital(韓国で有数の産婦人科クリニック)の屋上でパーティーがありました。中国、タイ、ベトナムなどから来た医師、培養士と話が弾みました。「ところ変われば品変わる」と思いきや、意外に毎日の業務内容や水準、困っていることなどほとんど同じ。「技術的には世界のトップレベルにいるとうい自覚をもって」と、田口先生にいつも言われている言葉を噛み締めました。

 

 

今回我々の最大の目的は、最終日に行われるWorkshop Oocyte Freezing Vitrification(ガラス化法:卵を凍結させる技術)についてのHands-onセミナーへの参加です。参加者は中国、タイ、ベトナムなど各国から来た医師、培養士です。私たちにとって普段毎日やっている作業とはいえ、今回使用したEM Gridですが使うのは初めて。EM Gridは一度に5個まで凍結できるとのこと。又、英語でのやりとりも大変でしたので夕方には2人ともぐったり。しかし、なんとか頑張って最後完遂した時には全員でcongratulation!と言われ、うれしさがこみあげました。

 

 

ほとんど会場から出ることなく過ごした私たちですが、せっかくなので学会終了後、半日だけソウル市内を観光して日本へ帰りました。

 
 

又、日本では採卵、胚移植が待っています。今回の学会で学んだ事を生かしながら、さらに技術的に向上していきたいと思っています。