ドクターからのメッセージ

苅田正子ドクターからのメッセージ

苅田正子ドクター写真

不安に思うことは、お気軽にご相談ください

私は大学病院で、子宮内膜症と不妊症について研究をしていました。子宮内膜症は月経痛をはじめとする疼痛と不妊を主症状とする疾患で、近年その増加が指摘されています。生殖年齢の女性の約8-10%に認められ、不妊患者では25-50%と有意に高く合併すると言われています。不妊症例では進行した子宮内膜症の方が多いことも報告されています。

実際外来診療をしていると内膜症と遭遇することの多さに驚きます。また、内膜症は軽症の方でも、癒着による排卵障害や卵そのものの質が低下しており妊娠しにくいと言われています。

また、不育症(recurrent pregnancy loss)とは『妊娠はするけれど流産や死産を繰り返して児を得れない状態』を言います。流産は妊娠の10-15%で、その多くは胎児の染色体の数的異常によって起こりますが、2回以上の流産がある場合、妊娠10週以降での流産や死産は1回でも病的な意味があると考えらます。 そして、良い胚を移植しているにも関わらず、なかなか着床に至らない方もおられます(着床不全)。
私たちは、不妊・不育・着床不全という、違うようにみえて実は親戚のようなこれらの一連の病態について、患者様一人一人に対応した検査を行い、その結果および患者様の背景に応じた治療をご提案しています。

不妊治療はがんばったから良い結果が得られるというものではありません。それだけに、身体的精神的ストレスと向き合っていかなければなりません。なんでも、不安に思うことや少しでも疑問に思うことはお尋ねください。
できるだけ、わかりやすく丁寧に説明させていただきます。

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