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男性不妊

 

精子の異常がある場合の当院での治療

 

まず、造精機能の異常の中で中等度のものは、体調の改善で回復することが多くあります。実際に、患者様の体調次第で精子の数が10分の1くらいになることはよく経験します。精子の基準値の判断は、一番よい値を採用するのですが、1回だけがよくて、後の数回があまりよくない場合などは、体調を改善することで回復することが意外に多いです。生命は、その状態が悪化するに従い、個体維持に関係する部分から能力低下が起きます。当然、仕事上のストレスなどもあり、なかなか難しいと思いますが、疲れている方は日常生活の改善から始めることが大切です。

 

精子によって良いこと(健康的な食事・リラックス)

 

そのほかに、薬剤が精子に影響を与えることがあります。プロペシア、チガソン、抗がん剤などが知られています。精子形成には男性ホルモンが必要なのですが、プロペシアは抗男性ホルモン剤で精子形成を妨げます。チガソンは皮膚科の薬ですが催奇形性があり、服用中は、妊娠を勧められません。精子形成には約70日必要なため、治療開始のためには内服終了後、約3ヶ月の時間が必要です。抗がん剤は基本的に体にダメージを与える薬です。作用機序は様々ですが、身体に対する毒性より腫瘍に対する毒性が強いために、あえて治療のために用いられる薬です。これから抗がん剤を受けられる方は、先に精子の凍結保存をすることをおすすめします。

 

そのほかの薬として、ステロイド、サラゾピリン(潰瘍性大腸炎の薬)、抗潰瘍薬、麻薬、アルコールなどがあげられます。

 

 

 

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