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不妊と漢方

 

漢方医学の基本的な考え方

 

■ 虚実

虚実とは、病気のとき身体がそれを直そうとする力を示しています。

日本漢方と中医学(中国漢方)での定義は異なりますが、ここでは日本漢方での考え方を見ていきます。

 

「漢方診療医療典」によると 

   虚とは、病に抵抗していく体力の衰えている状態

   実とは、病に抵抗する体力の充実している状態

 

一般に頑強な体格の人を実とし、虚弱な筋肉薄弱な人を虚とする説が使用されています。
しかし、平素の体質は病気になったときの虚実に必ずしも一致しません。

 

一つの目安として、虚実の違いをまとめました。

  虚証 実証
皮膚 色つやが悪い 色つやがいい
筋肉 薄弱 しっかりしている
疲れ よく疲れる あまり疲れない
食事 食欲はあまりない よく食べる
発汗 自汗ある 自汗はない
排便 下痢、あるいは下痢便秘を繰り返す 便秘しやすい

 

漢方の処方において、

   虚証には、補い温め守る薬剤を選択し、

   実証には、病気の原因を攻撃し排除させていく選択をしていきます。

そのため、虚実の判定が処方選択の重要な基準になるわけです。

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