初期(12週未満)の中絶:手術の流れ

初期中絶手術とは、妊娠11週6日までの妊娠初期に行う中絶手術のことです。
オーク会では痛みを伴う手術前処置は不要で、手術方法は吸引法を用し、来院してから3時間程度(1日コース)から帰宅できます。

前処置

前処置

中絶手術時に子宮頸管(子宮の入り口)が無理なく開くようにするため、手術に先立ちラミナリア桿(またはラミセル)※を子宮頸管に挿入する「前処置」を行います。
前処置を手術前日に行うコースと、手術当日に行うコースがあります。

※ラミナリア桿、ラミセル
細い棒状のもの。水分を吸収して徐々に膨張し、子宮頸管を広げます。

中絶手術

当院では12週未満の初期中絶は原則として吸引法で行い、機械的に子宮内の内容物を取り除きます。
中絶手術自体の所要時間は15分程度です。
静脈麻酔をかけるため意識はなく、眠っている間に手術は終了します。
麻酔は喘息の方でも用いることが可能なものを使用しています。

中絶手術

ラミナリア(またはラミセル)で柔らかくなった子宮頸管を、さらにヘガール※でゆっくり拡張していきます。

※へガール
子宮頸管を拡張する器具です。
小さいサイズから大きいサイズまで順に使用し、子宮頸管を徐々に拡張します。

矢印

吸引

掃除機のような細長い棒状の吸引器具を子宮に入れ、胎児や内膜などの子宮内容物を吸引します。

矢印

確認

子宮内に残留物がないか確認します。

予約について

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各院によって取り扱いが異なりますので、来院前に必ずお問い合わせください。
銀座院は不妊治療のみの取り扱いになります。

医療法人オーク会
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