初期(12週未満)の中絶:安全面への配慮

当院では12週未満の初期中絶は原則として吸引法で行い、機械的に子宮内の内容物を取り除きます。
中絶手術自体の所要時間は15分程度です。
静脈麻酔をかけるため意識はなく、眠っている間に手術は終了します。
麻酔は喘息の方でも用いることが可能なものを使用しています。

当院の安全面への配慮

麻酔管理

手術中の麻酔には点滴から静脈麻酔を投与します。
宜に笑気麻酔を併用して、意識と痛みをとって、不安や恐怖を感じることなくリラックスした状態で手術を受けることが可能です。

オーク会で行われる中絶手術の麻酔は最も軽い全身麻酔である静脈麻酔です。
手術中だけではなく、手術前と手術後も痛みから解放されることをめざしています。

呼吸、心拍、血圧のモニター

呼吸、心拍、血圧のモニター

手術中は、モニターで血圧、心拍数、呼吸数、酸素飽和度を常に監視しており、患者様の全身状態を、把握しています。

SpO2のモニター

SpO2(酸素飽和度)を計測する生体モニターを完備し、安心安全の体制はもちろんのこと、清潔な手術室で手術をします。
麻酔による呼吸抑制は、中絶手術のもっとも多い事故の一つです。

カニュレーションによる点滴

万が一の出血などに備えて、子宮内に優しいやわらかな素材で作られている吸引管(ソフトカニューレ)を使用しています。
これにより、手動で吸引するため子宮内膜を傷つけずにすみます。

また1回きりの使い捨ての器具を使用しますので極めて清潔な状態で手術を行なうことができ、感染リスクが最小限に抑えられます。

酸素配管の確保

呼吸抑制やショックの場合に備えて、中央配管による酸素を確保しています。
手術中は心拍、血中酸素濃度を常にモニターしながら安全性を重視しております。

超音波モニター下の手術

超音波モニター下の手術

妊娠中の子宮はやわらかくなっており、操作中に予期せぬ穿孔を起こす可能性があります。
このような合併症を極力さけ、できるだけ安全に施術を行うために、超音波モニター下に手術を行っています。

吸引法による施術

超音波モニター下の手術

手動真空吸引法(MVA)は、WHOの安全な中絶ガイドラインで推奨されている手術法です。
ポリプロピレン製の細く柔らかい管を子宮の中に差し込み、手動吸引器で内容物を吸い取る手術法です。
手動で吸引することで、細かい調整ができ、母体を傷つけず、安全な手術を行うことができます。
内膜基底層を保護し、アッシャーマン症候群による不妊症の発生を極力避けるために、原則として吸引法で行っています。

予約について

受付時間内にお電話の上、予約をおとりください。

各院によって取り扱いが異なりますので、来院前に必ずお問い合わせください。
銀座院は不妊治療のみの取り扱いになります。

医療法人オーク会
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