乳がん検診

 

乳房の症状

 

乳頭分泌について

正常乳腺組織は、乳管腺葉系というものを1つの単位とし、1つの乳房内には15~20の乳管腺葉系があり、それぞれの主乳管が乳頭に開口しています。乳頭分泌とは、その1つあるいは多数の乳管からの分泌をいいますが、乳頭分泌の99%は良性です。乳頭分泌をみた場合は、まず、分泌液の色、片側だけか、単孔性か(乳頭には乳管腺葉系の数だけ孔が開口していますので、1つの孔からの分泌かどうか)、自発性かを観察してください。

 

白色:通常、乳汁分泌を意味します。

緑色、黄色または茶色:通常、乳腺症/乳管拡張症を示唆します。

血性、漿液性、漿液血性、水様:病的所見に関連します。乳頭腫(良性)が最も一般的ですが、7~10%は悪性のものがあると言われていますので、乳腺専門医を受診ください。

 

 

しこりについて

しこりの全てが悪性ではありません。乳がんと間違いやすい良性の腫瘍には、下記のものがあります。

 

繊維腺腫

好発年齢は15~35歳といわれ、乳腺良性腫瘍の中でも頻度が高く見られます。多くは1~2cmの大きさで、妊娠可能年齢では存続し続け、妊娠やエストロゲン補充療法で大きさの増大を認めることがありますが、閉経後は自然退縮します。痛みを伴わない可動性良好な腫瘤です。

 

葉状腫瘍

繊維腺腫の似たような腫瘍を触知しますが、繊維腺腫が通常は3cmくらいまでで増大が止まるのに対し、葉状腫瘍は1~2ヶ月の間にみるみる大きくなり、平均サイズ4~5cmといわれますが、30cmくらいの大きさまでになることもあります。乳房痛や出血はなく、好発年齢は繊維腺腫よりやや高い年齢層(平均年齢45~50歳)とされています。基本的には良性ですが、まれに悪性のものがあります。

 

乳腺症

乳腺疾患の中でもっとも多いのが乳腺症とされるものです。その定義はあいまいです。乳腺症の原因は、女性ホルモンのバランスが崩れ、多くはエストロゲンが過剰になって起こります。形のはっきりしないしこりが乳房数箇所にできる痛みを伴う硬結、または乳頭からの異常分泌を訴える人もいます。好発年齢は30~40代です。乳腺症のしこりが乳がんに変化することはありませんが、鑑別の難しいものもあるので、きちんと検査することが大切です。また、乳房痛を訴える人の中にはピルの副作用やサイズの合わない下着が原因のこともあります。

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